私はミラノ生まれの60歳のイタリア人です。20歳の時、そのミラノで日蓮聖人の教えに初めてお出値いしました。現在は、ルネサンス期に文化の中心地として栄えたフェラーラという街の近くにある、ベンヴィニャンテ・ディ・アルジェンタという小さな町に住んでいます。ルネサンス期にこの地を統治していたイタリアの有力な貴族、エステ家が当時住んでいた歴史ある住居に住んでいます。
ボローニャという街でコンピューターサイエンスの仕事をしていますが、私の人生は常に芸術と共にあり、その研究に対する情熱を日々育んでいます。
「日蓮聖人による法華経の教えを、彼が伝え遺してくれた通りに正しく実践してみたい」
この兼ねてからの強い願いが、私を本門佛立宗(ほんもんぶつりゅうしゅう)へと導いてくれました。そして日本の清風寺の僧侶、池本良説師による手厚く心温まるサポートによって、今年の4月28日に私は清風寺の信者とならせていただくことができました。
この日は偶然にも、日蓮聖人がこの世で初めて御題目の宗旨を立教開宗された大切な記念日だそうで、私はこのことを入信法要の際の西村清良御住職によるスピーチの中で偶然知り、思わず涙してしまいました。
本門佛立宗の信者として、新たな人生の旅を皆さんと分かち合えることは、私はとても幸せに思いますし、また誇りに思います。そして本門佛立宗が伝える御題目で世界中の人々を幸せにするために、自分の持てる力を最大限に発揮し、力になりたいと願っています。
私のそばを通りかかったら、立ち止まって是非声をかけてください。聖なる上行所伝の御題目、南無妙法蓮華経をを一緒にお唱えしましょう。それではまた。Ciao! Tutti!