結婚式は、何ヶ月も前から計画を立てます。故に、終わってから「損をした」と感想を持つ人も少ないはず。
葬式は、人が亡くなった直後に慌てて営むことがほとんどなので、後で冷静に考えて、
「葬儀社にしてやられたな」
と、思う人も多いでしょう。
故に、葬式の事前見積もり、事前相談をするのが良いです。参考見積もりで、構わない。どのくらいの予算で、どんな葬式をしたいか? 自分の希望も含めて、話し合うと良いでしょう。
普通に、お葬式をすると、100万円ではできません。けれども、事前相談で
「100万円しか、出せません」
と相談をすれば、葬儀社は100万円で葬式を設計してくれます。50万円でも、10万円でも、設計してくれます。
ある教区長のご信者が言いました。
「教区長として、葬式の相談を受けることがたまにあるんです」
葬儀社も、お寺も、御講師も、無理矢理お金をむしり取ろうとはしません。安心して、できる範囲で、お葬式を設計させていただきます。ですので、先ずは、相談することが大切です。
葬儀社の人が言いました。
「ポケットに2万円しかなくて、『これが全財産だ』と言われたこともあります。すぐに区役所に行って生活保護申請をし、葬式をしたこともあります」
葬式に掛かる費用は、以下の4点です。
①祭壇 ②霊柩車とか、式場の代金とかの諸費用 ③会食の費用 ④お布施
今回は本当に参考になる面白い話が聞けました。お布施については、教務の私がお話しました。詳細については、次の終活セミナーに参加してくれれば教えてあげます。
2月のテーマは
「後悔しない葬儀社の選び方」
です。
3月は
「老後一人暮らしの注意点」
がテーマです。
講師は、みのり会館の尾崎行洋さんです。担当は、石橋淳国です。
終活セミナーでは、色んな企画を募集してます。最近では、「認知症サポーター養成講座」というものがあると教えていただきました。5月には、できるかな?