ご住職のブログ | 今月のひと言 生きる術 与える道が 真の慈悲 2025-12-07 by Seiryo 物質的な援助を続けるだけでは、相手の自助努力を損ない、時に依存や怠惰を生みます。 援助する側は 「助けないと良心が痛み」 助けられる側は 「努力しなくても生きられる」 というジレンマが起きるのです。 法華経は、誰もが人生の困難を乗り越えることができる「生きる智慧」を与えてくださいます。 これを「真の慈悲」というのです。 物やりて 教化をするな 末代は 悪機なる故 つきあがりする (佛立開導日扇聖人 御教歌)