鄭 蕙松師の誓い—韓国鶴松寺にて新佛立教務が誕生

清風寺〈令和8年6月『今月のことば』〉「鄭 蕙松師の誓い—韓国鶴松寺にて新佛立教務が誕生」

 去る四月十九日(日)、韓国・鶴松寺門祖会に併せて、清風寺でも教務見習いをしていたジョン・ユビン氏の得度式が日要御導師ご唱導のもと執行されました。彼のお誓いの言葉に心を打たれましたので紹介いたします。お互いの信心改良の糧にいたしましょう。

【お誓いの言葉】

 本日、只今、鶴松寺の御宝前におきまして、大本寺清風寺第五世西村日要上人ご唱導のもと、門祖会に併せて剃髪得度の式を挙げていただき誠に有り難うございます。得度に至るまで、これまでの人生を振り返りますと、家庭の不和や学校生活への不適応など、自分なりに試練と苦難の時がございました。しかし、そのような暗闇の中で、常に私に希望と生きる力を与えてくれたのは、仏さまの教えでございました。仏教を信じ、精進していたある日、偶然YouTubeを通じて鶴松寺・姜 御導師の御法門を聴聞することとなり、それを契機に二〇二四年二月三日、初めてご信心の門を叩きました。以後、寺院への参詣とご奉公に励む傍ら、自宅におきましても信心を続けてまいりました。そのような中、大学進学や兵役の問題など現実的な悩みに直面し、「どのような人生が真に幸せな生き方なのか」という根本的な疑問を抱くようになりました。兵役を前に、私は入隊前に鶴松寺と清風寺で学徒としてご奉公し、功徳を積みたいと考え、姜御導師に相談申しあげました。その際、御導師からは「学徒もよいが、あなたは教務として人々を導く人生を歩むことがより幸せな道であろうから、教務見習いとして入るのはどうか」との慈悲深いお勧めをいただきました。

 人として生まれることは稀であり、仏法に巡り合うことはさらに難しく、その中でも法華経に出値えることは、実に希有なことであると言われています。私は、まだこの御法に出値えていない多くの方々に、自分が感じた喜びを広く伝えたいという誓願を立て、入寺を決意いたしました。昨年九月八日に鶴松寺へ入寺して三ヶ月、さらに清風寺での三ヶ月の見習い奉公を無事に終え、本日、ついに姜御導師より得度の許しをいただくに至りました。本日以降は、佛立教務としての自覚と責任を持ち、本日の喜びと厳粛な気持ちを生涯忘れず、ご信者ご一同のご期待に一日も早く添えるよう、ご弘通の法器とならせていただくべく、御師匠さまをはじめ先輩お教務のご教導を仰ぎ、行学二道に一生懸命努力・精進させていただきますことを御宝前に謹んでお誓い申しあげます。

二〇二六年四月十九日

鄭 蕙松 合掌

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