ご弘通の再始動を期して

―世界へ、日本へ、宗名宣揚のご奉公に邁進―

●元横綱との再会

元横綱・日馬富士との再会

 本年の清風寺通信10月号巻頭言に「日馬富士学園5周年」のお祝いについて触れさせていただきました。日馬富士氏はその通信1面の記事に大変興味を持っていただいた様子だと伺っていました。その彼から「日本に用事があり、大阪にも寄ります」との連絡をいただき、氏の記事が掲載された通信を直接手渡しすることになりました。通信を手にした氏が喜んで「モンゴルの日馬富士学園に寄贈いただき、子供たちをはじめ我が校に関わる方々にいつでも読んでいただけるように(通信を)置かせて欲しい」と言ってくださいました。私は喜んで通信をお渡ししました。以前に申した通り、日馬富士学園は日本の教育を大きく取り入れており、日本語の授業をはじめ諸処に日本イズムを感じ取ることができます。そのような校風ですから日本語を読める方が沢山おられるのです。この小さな通信が大きな海を超え、大陸に渡り、広大な草原の広がるモンゴルに存在する。日本という国にこんなお寺もあるのかと、モンゴルの方々や、その方々に関わっている国や地域の方の目に、私たちのご信心に少しでも触れていただくことができて、それが少しでも世界への宗名宣揚に繋がっていくのであれば、本当にありがたいことであると感動しています。ここでもまた小さな種蒔きができました。必ず実ることを楽しみにして止みません。

●真田山慰霊祭

真田山旧陸軍墓地慰霊祭

 去る10月28日(土)。真田山旧陸軍墓地慰霊祭が、素晴らしいお天気で、この時期でもまだ汗ばむ程の陽気のもと営まれました。現在納骨堂の耐震工事中のため、以前のようにとはいかないまでも、コロナ禍のことを思えば、盛大に法要をお勤めさせていただくことができました。日本最古の陸軍墓地ということもあり、この度の法要を産経新聞がトップニュースとして掲載しています。

https://www.sankei.com/article/20231028-35TGBJRIHNMKFI3SXSTTOII5LQ/

 これも国内外へ、特に目にすることが多いであろう日本国内への大きな宗名宣揚に繋がっているものと信じています。そして今も戦争が絶えない世界情勢に向けて、今後も「世界恒久平和」を祈願し発信し続けていきます。

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