本山宥清寺

本門佛立宗の根本道場、宗門唯一の本山です。歴史は古く、延慶(えんけい)元年(1308)日蓮聖人の直弟・日弁(にちべん)上人によって開かれ、京都における日蓮門下最初の寺院と伝えられています。

わが佛立講(宗)をご開講された開導聖人【長松清風(ながまつせいふう)・日扇(にっせん)】が明治2年、このお寺に入られるまでは、長らく正しい御題目を唱える人も、お参りする人もない廃寺同様の荒れ果てた道場でした。その後、開導聖人により日蓮聖人のみ教え通りの信心修行に基づく現証(げんしょう)布教のご利益をあらわすお寺に再生興隆し、現代に至っています。

開導聖人は宥清寺について「謗法のけがれなき日本第一の御霊場也」と示されています。

根本道場である本山宥清寺には、お祖師様(日蓮聖人)の御弟子・日法(にっぽう)上人のご彫刻で、お祖師さま御自(おんみずか)らご開眼(かいげん)された高祖御尊像、【手自開眼(てじかいげん)の御尊像。現在は重要文化財に指定された座像】がおまつりされています。「清風が魂は宥清寺の御尊像の御膝下に置く」と示され、開導聖人御自らお給仕のまことをつくされた根本道場です。日蓮聖人のみ教えをそのままに、一器(いっき)の水を一器に移すがごとく受け継がれたご信心と、日蓮聖人のご開眼の御尊像へのお給仕により、本門佛立宗・本山宥清寺は日本一の霊場です。

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