御住職の巡回助行

 大阪府に発令された4度目の緊急事態宣言も9月末日をもって解除となり、安堵の声が上がる一方、感染再拡大への懸念は根強いため、お寺としましても引き続き感染予防を徹底し、十分注意しながらご奉公させていただきます。

 なお、緊急事態宣言中は、多くの御講〔おこう=ご信者が願主となって営まれる小規模法要〕が自粛になる中、2ヶ月に一度御住職がご奉修くださる教区総講も自粛となりました。

 そんな折、御住職がコロナ禍で不安な日々を送っておられるご信者方をいつもご心配になられ、8月より御住職自ら教区総講の席主をいただかれたご信者宅を巡回されました。

 玄関先でご信者方の顔を見られた時には、ご信者のお身体のご心配や、御題目で今の危機を乗り越えましょうなどとお声を掛けられ、ご信者方も大変喜んでおられました。

 特に家族が心配して外出を控えているご信者は、お寺にお参りできない寂しさや不安を御住職に聞いていただき、ご信者も少し気持ちが落ち着かれたように見えました。

 また、ご信者から、どうか家の御宝前でお看経をしていただきたいとお願いされたところは、一緒に御題目をお唱えさせていただき、気持ちが落ち込んでいたご信者も元気になられた様子でした。

 最後に御住職よりメッセージ。

「10月から、お寺や教区総講で元気な姿でお会いできますことを楽しみにしています。」

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