随行・庭田淳敬 記
去る11月28日(日)、晩秋の空は美しく水色が映える秋晴れのもと、御住職は神戸布教区の長田・大法寺において本年度最後の法類巡教をご奉修になりました。
「法類」とはお寺にとって親子兄弟・親戚の関係を言い表し、大法寺は清風寺にとって5番目にできた末寺、子寺になります。そうして親寺の住職である御住職がお勤めになるのが「法類巡教」です。
今回は清風寺の四連合からご信者25名が随伴参詣のご奉公をいただき、御住職の御法門前には有重連合長から激励の挨拶と伊丹教区所属の青年会委員による信行体験談の発表がありました。
御住職の御法門では、
営みの餌〔えば〕につられてけふも又 みのりの場〔にわ〕に参りおくれし
佛立開導日扇聖人 御教歌
と御教歌くだされ、日常の生活、日常の営みにばかり気を取られ、現在ならコロナに気を取られ「みのりの場」であるお寺や御講から足が遠ざかり家庭でのお看経がなおざりになってしまってはいけないこと、信行の怠りをお戒めいただき、コロナに気を付け、現在できるご奉公にしっかり取り組まなければならないことをご教示いただき、弘通年度を振り返り、反省改良の気持ちを新たにさせていただきました。合掌