簡単に言うとこんなお話
沖縄への団体参詣に参加したかったが、日程調整と旅費の捻出が難しかった
私は、平成30年の6月にお寺の青年会創立70周年記念の沖縄団体参詣があることを知り、是非とも参加させていただきたいと思っておりました。団参のプランは3種類用意されていましたが、平日は仕事(建物総合管理=建物の設備、清掃、警備などの管理運営)がありますので私には1泊2日のプランしか選択肢がありませんでした。
しかしこのような機会はなかなかありませんし、参加費用についても、何かと支払いが重なってしまうこの時期には大変な額であり、しかも2泊3日のプランの方が滞在時間も長く費用も安いので、どうしようかと悩んでいました。
仕事の代理を同僚に頼むと快く承諾してもらえ、休みは無事に確保
私はまず、なんとか沖縄団参に参加させていただけるよう、御宝前様にご祈願させていただくことにしました。
その上で、なんとか休みを確保し、仕事のスケジュールの調整を試みました。すると、団参がある土曜・日曜の休日には作業が一切入っていなかったため、とりあえずは1泊2日の休みを確保することができ、一安心でした。また、私が平日に休むためには、代理で誰かに仕事に入ってもらう必要があるのですが、代わりをお願いしたいと思っていた人に話をすると、不思議と予定が空いており、代理を快く引き受けてくださいました。
ご利益をいただいて予期せぬ賞与が!旅費の工面もでき、無事に団参に参加
こうして、願っていた2泊3日の沖縄団参に参加できるようになり、大変ありがたいご利益をいただけたのですが、この後さらに大きなご利益をいただくことになったのです。それは、旅費のことです。
私の会社は決算の時期に、業績が良いと特別賞与をいただけることがあるのですが、私は残念ながら業績目標を達成できていなかったので賞与の話は一切なく、今回は貰えないだろうなあと同僚と話しておりました。
ところが、なんの前触れもなく会社から
「前回より少なくなるが、賞与が出る」
との連絡があったのです。なんとも嬉しいことが起こりました。
私はまず、いつもお教務さまの御法門で聴聞させていただいている「お初穂〔はつほ〕」の教えの通りに、いただいた賞与の一部を御宝前にお初としてお供えさせていただきました。すると、なんとその残りの額がちょうど沖縄団参の費用とになったのです。実は2年前、私が所属する7連合の青年会での沖縄御講の際も、時期を合わせるかのように特別賞与が出て、参詣させていただくことができたのです。本当に不思議なことです。
この度いただいたご利益の体験を忘れず、今後もお寺と青年会の発展のために、ご恩返しのご奉公に励ませていただきます。ありがとうございました。