乳がん克服のご恩返しは、命ある限りのご奉公。自身の最後は是非、お寺の納骨室に。

これまでで一番印象に残っているのが”乳がん克服”のご利益

 私は二代目の信者です。幼い頃から清風寺で様々なお手伝いをさせていただきました。いただいたお役は組長を始め、くんげ会本部、婦人会本部などで、それらのご奉公に励ませていただいたおかげで、今日まで数え切れないほどのご利益を頂戴しました。

 その中でも印象に残っているのが、平成29年1月に乳癌の手術をした時のことです。手術の際は、責任御講師を始め、沢山のご信者方がお忙しい中、私のためにお助行をしてくださいました。罪障の深い身でありながら、無事に仏様のお力添えをいただくことができ、手術の翌日から熱も痛みも無く、たった1週間で退院することができました。入院中はちょうど寒修行のまっただ中で、退院後、2月4日までの残り1週間を参詣させていただくことができました。お寺にまた無事にお参りさせていただいたその時の気持ちは本当に幸せで、とても嬉しかったのを覚えています。

ご利益のご恩返しにと、新たにお一人の方にこの御題目のご信心をお勧めできた

 また、乳がん克服のご利益をいただいたご恩返しにと、佛立第十八世講有・清風寺第三世御住職、日地上人の第三十三回御忌の報恩ご奉公として、何が何でもどなたか新しい方にこのご信心をお勧めしたいなあと思っていました。

 毎日一生懸命御宝前にお願いしていたところ、有り難いことに無事にお一人の方に、新たに清風寺のご信者になっていただくことができました。これもご利益だったと実感しております。

人生におけるこれまでのご守護に感謝。命あるかぎりお寺のご奉公に。そして最後は是非、納骨室に入りたい

 私がこのご信心のおかげで、人生のすべてを良い方へ良い方へと転じていただき、心から有り難いと思っております。私のこれまでの人生は、嬉しい時も辛い時もすべて仏様のそのお導きにお任せし、共に歩ませていただけたものと感得しております。

 現在は年齢と共に足腰が悪くなり、身体を使ったご奉公も思うようにさせていただけなくなりましたが、その分これからは財のご奉公(金銭面でお寺を支えること)に精一杯気張らせていただこうと思う気持ちで一杯です。

 そんな私も、80歳を超え、そろそろ人生の終着駅に近づいてきたのでは…と思うようになりました。もちろん臨終を迎えるまでは精一杯お寺のご奉公に精進させていただこうと思っていますが、世間で「終活」という言葉がよく言われる中、私も真剣に考えるようになりました。その終着駅に相応しいかのように、この度、清風寺の3階に立派で美しい納骨室が完成いたしました。今の人生でのご奉公が終われば、私自身はこの納骨室に入らせていただきたいと思い、納骨壇のチラシを見て、すぐに申込みをさせていただきました。これで今の人生を終えたあとも安心です。なぜならば、清風寺のお教務様方が全員、毎朝私のご回向をしてくださるのですから。。。

 残りの人生、命ある限りこれまでの御恩を忘れず、教区内、組内の皆様と共に、御題目で人様を救うご奉公に精一杯努めさせていただきます。ありがとうございました。

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