お寺のご奉公に励んで負傷平癒のご利益

梁川 倫己 さん

右手人差し指を怪我した際に「ヒト乳頭腫」が入り、なかなか治癒しなかった

 私は平成15年に初めて清風寺にお参りするようになりました。組長(同じ地域に住む他のご信者のお世話をするご奉公)などお寺のご奉公ををかれこれ10年はさせていただいております。私は高卒で就職し、勤め先を6、7年の間隔で転々としてきました。

 清風寺へのお参りを初めて私に勧めてくださった松木由貴子さんの紹介で、10年程前に、近所の歯科医院で一緒に勤めていた時のことです。右手の人差し指を怪我してしまい、その時に「ヒト乳頭腫」というウイルスが指先に入り、人差し指は見るも無残にただれてきました。1年間、自費で凍結療法の治療を続けましたが、なかなか治りませんでした。

 当時、私は携帯電話からスマートフォンに替えたいと思っていた時期でしたが、そんな指ではスマートフォン操作も当然できなく、学生時代からの友達たちからも取り残された気分になり、

「指が良くなったら、スマホの操作ができるかなぁ」

と思いつつも、たいへん不便にしていました。

指先がそんな状態にも関わらずお寺のご奉公に励むと、気が付けば綺麗に治っており、念願のスマホを持つことができた

 そんな時、お寺のご供養当番(お参りのご信者に対し、朝食などの食べ物のご供養を振る舞うお手伝い)で洗い場でのご奉公にあたり、そうした指ではありましたが、私は一生懸命に頑張りました。
 2年くらいを過ぎたころ、気が付くと右手の人差し指はいつのまにか綺麗に治っていて、「これはご利益をいただいた」「ご奉公の功徳のお陰だ」と私は大きな驚きとともに大変喜んだのを覚えています。

 約3年前に無事に携帯電話からスマートフォンに替えることもでき、指もスムーズに動きますし、またお寺や他のご信者との連絡も取れるようになりました。大阪府の緊急事態宣言中はユーチューブの清風寺チャンネルでオンライン参詣もできるようになりました。

他にも怪我や病気を治していただき、感謝の気持ちで一杯。今後は恩返しのご奉公に励みたい

 3年前には、椎間板ヘルニアと帯状湿疹ヘルペスも患いましたが、それも無事に治るご利益をいただきました。
 現在は指先もよくなり、老眼もなく、手元も良く見えて、コロナ禍ではありますが、趣味のレース編みが楽しめて、とても嬉しく思っています。これもすべてご奉公をさせていただく中に、不思議とお護りをいただいているお陰かなと感謝しております。

 これからもご信心・ご奉公に、頑張っていこうと思っています。そして、還暦も過ぎて寿命と健康が一年でも長く続き、もっともっとご奉公がさせていただけるようにと、日々仏様にお願いさせていただきたいと思います。

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