私は今までに腰の手術を5回と他の病気などで12回も入院をした経験があります。平成25年11月頃から、腰と足の痛みが強くなり、だんだんと歩けなくなってしまいました。この時は近所のかかりつけの医者に国立病院大阪医療センターを紹介して頂きました。整形外科でいろいろ検査を受けたところ、「腰椎椎間板性椎間孔狭窄症(ようついついかんばんせいついかんこうきょうさくしょう)」と診断され、「これまでに5回も手術を受けているから、骨がボロボロになってしまっていて神経が癒着しているので、手術で人工骨でつなぎとめるしか方法がないです」と言われました。
手術のために12月6日に入院をしましたが、私は狭心症の持病を持っており、血液をサラサラにする薬を常用しておりましたから、それが抜けきるまで1週間点滴をして13日に手術を受けることになりました。 先生から「最悪、車椅子生活になる可能性があるかもしれません」と告げられましたが、私は今までに何回も御宝前様と御供水のお力をいただいて困難を乗り越えてきましたから、何も心配はしていませんでした。
手術の日には、御講師を始め教区長、教区内の多くのご信者のお助行をいただき、お陰様で5時間弱で手術を無事に終えることができました。あとは妻が毎日運んでくれるお寺の御供水さんをしっかり頂きながら、病院のベッドの上で御題目を毎日お唱えさせていただきました。
手術から3日目に車椅子、1週間目で歩行器、2週間目には杖で歩けるようになり、これまで計6回も腰を手術をした自分の身体とは思えないほどのスピードで、リハビリは順調に進んでいきました。手術を担当した先生からは、「私は20年以上整形外科を担当しているが、腰を6回も手術した人は初めてだよ」と言われ、今後は無理しないこと、そして絶対に転けないようにと、念を押されて病院を送り出されました。今は月一回の診察と、3ヶ月ごとのCTスキャン、レントゲンなどの検査を受けて様子を見ております。
今回も又、御宝前様、御供水さん、そして御題目のお力に助けられて、大きなご利益をいただくことができました。このご恩に少しでも報いることができるよう、これからも自分の身体が許す限りご奉公に精進させていただきたいと思っております。ありがとうございました。