『福活〔ふっかつ〕』の軌跡

清風寺〈令和8年3月『今月のことば』〉「『福活〔ふっかつ〕』の軌跡」

 ご奉公を進めやすい気候になってきました。来月(4月11日・12日)にお迎えする門祖会に向けて、ますますご奉公に精進致しましょう。

 さて、現在清風寺が進めているご奉公の中で、一般の方へ向けて、いわゆる外へ向けてのご奉公といえば福祉部主催の『福活〔ふっかつ〕セミナー』でしょう。これまで福祉部を中心に、お寺という場所で心身ともに健やかに、豊かな人生を歩んでいただけるようにと検討を重ね、『福活セミナー』を継続してきました。

 この『福活』という言葉の意味は、福祉活動の略ともとれますが、他に深い意味があるのです。ちょうどコロナ禍があけていく頃、これから復活していこう、この活動を通じて皆で元気にならせていただこうという気持ちが込められています。そして楽しく福徳を身につけて、ご信心はもちろん日々の生活の中で最大限に「活かしていく」という願いが込められています。

 これまで多種多様なセミナーが開催されました。

「主治医・かかりつけ医の大切さ」

「たんぱく質の重要性」

「睡眠と栄養」

等、専門的な知見から健康維持の術を学びました。また、

「転倒防止体操」

「ヨガの指導」

等、実際に体を動かしてリフレッシュする機会も設けました。

 さらに、生活に直結する知恵として

「生前整理」

「災害への備え」

など、将来への不安を取り除くための講座も実施いたしました。また

「心理学」

「アピアランスケア(外見を整え心を元気にする)」

マンドリンや太鼓の音色に包まれた「音楽まつり」

等、心の潤いを大切にする時間も重ねてまいりました。

 作年1月からは、より多くの方に足を運んでいただけるよう

ポイントカード」を導入し、5回の参加ごとに寺内喫茶「マハロ」のチケットを進呈

するなど、楽しみながら学べる工夫も凝らしてまいりました。

 おかげさまで、本年2月には第45回を迎えるに至りました。連合や教区の外へ向けての下種結縁のために始まった活動が福祉部に引き継がれ、今、お寺をあげた大きな活動へと花開き、一般参加者も14名を数えるまでになったのです。

 法華経の教えが説かれるお寺のもとで、ご信者も一般の方も共に学びの時間を共有し、地域や社会の中で「より良く生きる力」を蓄える場所が確立しつつある。素敵な下種結縁の一つのスタイルです。

 私たちも、親しい方に声をかけて『福活セミナー』に参加し、ご弘通の大きな流れを起こしていきましょう。

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