さぁ万博が清風寺にやってくる

清風寺〈令和7年5月『今月のことば』〉「さぁ万博が清風寺にやってくる ―清風寺がリアル万博体験会場に―」

―清風寺がリアル万博体験会場に―

 私の大変お世話になっている方のお一人に『西尾レントオール』社長・西尾公志氏がいます。私の友人でもあります。西尾レントオールは、この度の大阪・関西万博会場の工事に際して、主に重機のレンタルをされています。それと同時に万博会場内にイタリア館の建設に参加した会社です。イタリア館には木造モジュール(仮設の大規模な建造物)という西尾レントオール独自の技術が採用され設計されています。その西尾社長は社会貢献を積極的に進めておられ、この度の万博でもその思いを行動に移されています。

 西尾社長は

「様々な事情を抱え、この大阪・関西万博に行きたくても行けない子供たちが必ずいるはず。その子たちにも希望の光を共有し、未来を感じさせてあげたい」

との思いから社会貢献事業を立ち上げられたのです。その名も

「どこでも万博」

素晴らしいことをなさると感動を覚えます。

 そして西尾社長から

「西村君のところのお寺の子供たちを、どこでも万博に招待させてくれないか」

と友人として提案をいただいたのです。

「私たちがお寺に出向いて、会場内にはロボットを配置する。お寺の会場に集まった子どもたちがそのロボットをラジコンのように操作し、遠隔操作で実際に万博会場の本物のパビリオンを体験してもらうことができるんだ。会場内を、自分が行きたいところに行き、動きたいように動いてみることができるんだよ」

と言うのです。

 清風寺にいながら万博を体験できる。未来のロボットによる企画「どこでも万博」を薫化会の子たちが体験する姿を想像するだけで、心が踊り出しそうな気分です。

 日程・詳細はまだ最終決定はしていませんが、やはり夏休みをお願いしています。

 「冒険する権利」を清風寺の子どもたちのために。

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