アサヒビールは、1984年には国内最低のビール会社となってしまった。
商品が売れない → 在庫をかかえる → 味が落ちる → 買ったお客が不満を言う → ますます売れなくなる
といった、ビジネスの悪循環=バッドサイクルに陥っていたのだ。
そこで「ビールはこうあるべきだ」との固定観念を捨て、当時の一年分の利益にも相当する在庫を全て廃棄。
入念に人々の嗜好を調査して生まれた「顧客ファースト」のスーパードライを投入して会社として大勝負に出たのだ。
その結果、
スーパードライが売れる → 在庫が少なくなる → 商品の鮮度が保てる → 買った顧客は満足する → ますますスーパードライが売れる → 会社自体の評判が上がり他の商品も売れる
ようになるという、経営の「グッド・サイクル」を自ら生み出したのだ。
信心の停滞を抜け出すには、勝手信心の固定観念を打ち破り、御法門で教わった通りに一つ一つ実践してみよう。
次々に大きなご利益をいただき、自然と信心増進のグッドサイクルの波に乗れるはずだ。