仏様に”直接”供養する功徳

 当宗の根本修行の一つである御講

令和7年9月 池本良説〈仏教のおはなし〉「仏様に"直接"供養する功徳」本門佛立宗 清風寺

 席主として御講を奉修させていただくメリットの一つに

「法華経の行者に供養する功徳」

がある。

「法華経の行者」とは、み仏に代わり末法の時代に正しく法華経を弘め、唱え、実践する人のことをいう。

 つまりお祖師さま(日蓮聖人)をはじめ、その弟子・信者として現代に生きる行者であるお互い佛立教務・信者のことをいう。

 法華経は

「み仏の真意=全ての人々を成仏へと導く教え

が説かれた仏教の根本経典である。

 その法華経を現代において世に弘めるお互いは、み仏と全く同じご奉公をさせていただいていることになる。

 そんな佛立教講に供養することは

「み仏に直接供養すること」

と等しく、功徳が甚大なのだ

 また、施主が施す金銭・衣服・食べ物によって目の前の法華経の行者が命を長らえたならば、その行者は明日もまたどこかで法を説き、誰かを救ってくれることになる

 つまり施主自身も間接的にご弘通をしていることにり、大きな功徳を積ませていただけるのだ。

 佛立信者は、御講の席主を進んで勤めさせていただくべきである。

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