去る9月15日(日)朝参詣から続けて龍ノ口法難報恩口唱会が開催されました。口唱会の中で、下種結縁・奉仕活動として、教務師とご信者約30名と共に私もお寺を出発しご奉公させていただきました。街行く人にお声をかけてティッシュを配り、清掃をしながらJR環状線・福島駅まで歩きました。このご奉公は、世間の方と御題目とのご縁を結ばせていただくとても大切で功徳の積める菩薩のご奉公であるということを、これまでもお伝えをしてまいりました。
しかし私たち凡夫は、中々そのように教えられてもあまり目に見えた良い反応がなければ喜びもやる気も半減し「これは本当に意味があるのか」などともったいない考えを起こしてしまいがちです。もしかしたら、今回もそのように思って参加をしなかった人があったり、とりあえず流れでしょうがなしに参加した人もあったかもしれません。私たちのご奉公は、目に見えず、実感がわかないと中々前に進みません。そこのところを御宝前はしっかりとご覧になって、前へ進める現証のご利益をお与えになるのです。
龍ノ口の口唱会から4日後の9月19日(木)、お寺に匿名で次のようなハガキが送られてきました。
「拝啓 お忙しいところを、大変恐れ入ります。3人の女性の方にお礼の言葉をお伝えしたく存じましておはがきを送らせて頂きました。9月15日(日)10時45分位 イオン西梅田店の前で人様の自転車を2台もたおしてしまい、きちんとなおそうと力を込めて苦心していましたところ、タスキをかけた3人の女性の方にさっと助けて頂きました。ほんとうに、ありがとうございました。尊敬致します。とてもうれしかったです。本当に、ありがとうございました。まだまだ暑い日が続いていますが、皆様のご健康をお祈り申し上げます。敬具」
という内容でした。
まさにこの時間、このお店の前でタスキをかけて活動していたのは私たちであり、お渡ししたティッシュを見て、お礼のハガキをくださったのです。心温まるふれあいです。お寺と地域のふれあいは、これからの清風寺に最も大切なことの一つです。今月16・17日にお迎えする高祖会に向けて、組内の人、家族、そして結縁の人を連れ参詣しましょう!