記 奥山淳正
去る11月11日(日)、台湾・佛立寺において講有巡教として高祖会を奉修させていただきました。
当日は、台風の影響で雲行きが怪しい予報にも関わらず、晴天のお計らいをいただき、日本より清風寺14名、第6支庁(埼玉・群馬・栃木県内の寺院)20名の団参と、台湾現地のご信者、また結縁者を含めて総勢約60名のご参詣をいただきました。
一座法要の後、王事務局長の挨拶があり、続いて本山初灯明料として台湾信徒より合計45,000元(日本円で約22万円)のご有志が集まり、宗内でいち早く初灯明料の奉納式が行われました。
この度の講有巡教を迎えるにあたり、特に有難かったのが、王事務局長の娘さんである王 絹鵑(オウ ケンケン)さんが3人の新教化をされたことです。教化子3人には、佛立寺御住職(清風寺御住職が兼務)より一人ひとりに御本尊の授与が執り行われました。
続いて、本門佛立宗として王事務局長に対して
「長期にわたり佛立寺の財務担当者として台湾親会場時代から健全なる運営に寄与し、教務不在の間も御宝前のお給仕はじめ信徒一同をよくまとめ、事務局長として三度目となる講有巡教に力を尽くされた功績」
を顕彰し、講有上人より褒章状が授与されました。
講有上人の御法門では、
吾祖師は 如来のつかひ かしこくも
佛立開導日扇聖人 御教歌
その眷属は われら也けり
御題目のご信心は、老若男女、国の差別なく世界中誰もが現証ご利益のいただけるご信心であるから、お祖師さまのお弟子信者として、一層御題目口唱に励み、御題目で多くの人が救われるようご弘通に励ませていただく大事を学ばせいただきました。