J.K.ローリングに学ぶ、諦めなかった者の力

令和8年4月 池本良説〈仏教のおはなし〉「J.K.ローリングに学ぶ、諦めなかった者の力」本門佛立宗 清風寺

『ハリーポッター』の作者、J.K.ローリング氏の人生は「雨だれ石を穿つ」を証明する物語といわれている。

 1990年、彼女は「魔法学校に通う少年」の物語を思いついたが、直後に母親を亡くし、その2年後にはシングルマザーで無職になり、鬱病を抱えながら生活保護を受けていた。

 それでも彼女は毎日娘をベビーカーで連れて近所のカフェにい行き、原稿を書き続けた。

 完成した原稿を出版社12社に送って全てに拒否されるが、13社目で出版が決定。しかし

「子供向け作家では生活できない」

と伝えられたという。

 そんな彼女の成功は皆が知る通りだ。

 書籍は世界で5億部以上を売り上げ、計8作品の映画は世界興行収入約1兆1500億円を達成した。

 彼女はのちに

「才能より大切なのは、やり続ける力」

と言葉を残している。

令和8年4月 池本良説〈仏教のおはなし〉「J.K.ローリングに学ぶ、諦めなかった者の力」本門佛立宗 清風寺
長い年月をかけて軒下から落ちるわずかな雨垂れが「沓脱石〔くつぬぎいし〕」に穴をあける

 お互い凡夫が散漫な心で唱える一遍一遍の御題目の功徳は、一滴の水のように力は弱いかもしれない。

 しかしやめずに続ければ、石をも穿つ力=大きなご利益を生み出す。

 基本信行は、今日という日のお看経を何年何十年と続けることだ。

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