記・奥山淳正
去る2月中旬、清風寺教務会としてインド研修に行かせていただきました。
16日(日)に関西国際空港を出発し、マレーシア経由で約15時間かけてインドのクアラルンプール国際空港に無事到着しました。
日本とインドの時差は3時30分で、日本のほうが3時間30分進んでいます。
(例:日本時間6時→インド時間2時30分)
この度の一番の目的は、ビハール州ラージギルの霊鷲山(りょうじゅせん)に納骨されている十八世日地上人に、高祖御降誕800年慶讃ご奉公、並びに日地上人第37回御忌の報恩ご奉公無事終了のご報告のため、一座法要をお勤めいたしました。
霊鷲山は、釈尊が72歳から法華経を8年間説かれた場所です。
早朝5時にホテルを出発し、徒歩で約30〜40分かけて霊鷲山の山頂に到着。御本尊を奉安させていただき、御住職導師のもと朝陽が昇る中一座お看経をさせていただきました。天気も良く、清々しい気持ちで御題目をお唱えすることができました。
この度の参加者で、最年長の岡妙優御講師(86)も皆と一緒に霊鷲山を登り、これも御法さまのお陰だと喜んでおられました。
霊鷲山以外にも「ナーランダ大学跡」「竹林精舎」「温泉精舎」「スジャータ村」「ダメーク塔」「ムルガンドゥ・クティ寺院」など、多くの仏跡を巡りました。
御住職におかれましては、今から30年前の学生時代にお教務方と一緒に一度インドに行かれており、当時ダメーク塔にて撮影された禹御講師との1枚がありました。
私自身は、2016年(平成28年)に一度インド研修に参加し、2度目のインドでしたが、釈尊が歩まれた道を改めて実感することができました。