今年38才を迎える身体は、日々運動不足によりしんどさを増してきました。身体が重く感じ、腰痛に悩み、ズボンを履くときもベルトを少し緩めないとお腹がきつい状態でした。
身体がしんどくなれば、秘書のご奉公にも支障をきたすおそれもあり、このままではいけないと反省し、少しずつ運動をしようと決心しました。
さらに、先輩の御講師が最近1時間ウォーキングを続けて、体重が減ったという話を聞き、自分も継続して頑張ろうと心に誓いました。
始めだした頃は、ウォーキングだけで足がぱんぱんになり、すぐに息切れをしていました。しかし、続けることにより、歩くスピードも速くなり、いつしか、軽いジョギングまでできるようになりました。すると、腰の痛みが改善され、さらに身体も軽く感じるようになりました。更に、92㎝あったウエストも今では86㎝になり、非常に身体が動きやすくなりました。
「継続は力なり」とよく言われますが、まさにその通りで身に染みました。
ご信心も同じ事が言えます。
開導聖人の御教歌〔ごきょうか=み教え歌〕に
つとめよやいかなることもかなふべし あめのしたゝりいしをうがてば
佛立開導日扇聖人 御教歌
とお示しです。
雨垂れなどの水滴でさえ長い年月を経て固い石に、穴を開けることを例えに挙げられて、御題目の口唱やお寺・御講参詣などの信行も挫〔くじ〕けずに、根気強く続けることが大事とお教えです。
ジョギングは健康に良いと言っても、一回しただけで健康が維持できるものではありません。コツコツと毎日続けることによって、毎日している人と、毎日家でゴロゴロしている人とでは、長い目で見れば、結局健康状態に大きな違いが出てくるものです。ご信心も、信行の実践が止まれば、結果として何の成果もご利益も頂けるはずがありません。
体調管理もご奉公です。運動不足や不養生で身体をこわしてしまい、ご奉公に支障をきたすようでは、御法さまはじめ、お師匠さま、御住職、そしてご信者方に申し訳ないことになってしまいます。
今後も、日々体調管理を心掛けながら、可能な限り運動も続けてまいります。