記・コレイア淳亜
ブラジル滞在7日目の1月13日(月)最終日は、午前中にタカラベルモント・ブラジル本社にてお助行をさせていただきました。
そして、お昼にはブラジル教区の住職会、並びに教務会に参加させていただきました。
この日に合わせて毎月、修学塾、勉強会をされており、この度は日要御導師より佛立第十五世日晨上人の随行をされていた時の事を振り返られ、随行の姿勢や運転の心構え等についてブラジル教務会にお話しをされました。5月には御講有をお迎えさせていただくため、大変貴重なお話でした。
教務会終了後は、帰国の準備をし、空港に向かいました。空港には、夜分にも関わらず多くのご信者にお見送りに来てくさだり、空港の礼拝堂をお借りして、御本尊をお祀りさせていただき、ブラジルご奉公無事成就の御礼と無事ご帰山のご祈願をさせていただきました。
1月のブラジルは真夏ではありますが、とても過ごしやすい気候で、滞在中は終始晴天のお計らいをいただき、無事にご奉公をさせていただくことができました。
非常に多忙のスケジュールでしたが、大変充実したご奉公でした。ブラジル教区としては、今年は中央寺院日教寺の新本堂開堂式をお迎えさせていただく年です。お寺は現在建設中です。財の面でも極めて厳しい状況の中、何としても無事に建立できますよう、ブラジル教区全ヶ寺が一丸となって、必死に頑張っている姿がヒシヒシと感じられました。
ブラジルのみならず、ラテンアメリカで最大の仏教寺院となる新日教寺は、夢のあるお寺、ブラジル信徒の手によって作られているお寺です。
御宝前のご加護をいただけなければ成就することはできません。どうか、宗門の皆様にも無事建立のご祈願、ご支援を賜りますよう何卒よろしくお願い申しあげます。
(完)