相談役・立野純三 氏

清風寺〈令和6年12月『今月のことば』〉「相談役  立野純三 氏」

 サントリーの鳥井氏に続いて、本年4月から「株式会社ユニオン」代表取締役社長・立野純三〔たての じゅんぞう〕氏が清風寺相談役に就任しました。就任までの経緯については、日本最古の陸軍墓地「真田山陸軍墓地」に於いて、立野氏が長年にわたり慰霊祭や会議等の奉仕活動を続けておられることが発端です。その中で、私たち清風寺のご奉公、とりわけ慰霊法要に随喜されたのがこの度のご縁の大きなきっかけです。

 また立野氏は、代々当山のご信者で現清風寺参与のタカラベルモント社長・吉川秀隆氏(真田山陸軍墓地維持会会長)とも大変深く親交のある間柄です。吉川氏からも口添えをいただくなど、多くのご縁をいただいて、清風寺の相談役として外部から支えていただくこととなったのです。

 ここで簡単に立野氏の経歴を紹介します。甲南大学法学部を卒業後、現在の青木あすなろ建設を経て、ユニオンに入社。平成2年ユニオン代表取締役社長に就任。公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン理事長、大阪商工会議所副会頭等、他にも広く活躍の場を広げておられ、国土交通省大臣表彰、黄綬・旭日双光・紺綬褒賞を受章されています。立野氏の常に前向きで明るい人柄と持ち前のリーダーシップで、清風寺の信頼性も盤石となり、更なるご奉公の前進を信じています。立野氏から就任のご挨拶をいただきました。

「ありがとうございます」佛立宗の皆様、清風寺の皆様のこの温かいご挨拶にいつも感銘を受けておりました。ユニオンの立野でございます。この度は相談役という大役を拝命し、一層精進を重ねて参りたいと存じます。長年のお付き合いである真田山での清風寺さんの功績、それ以外にも地域や近畿一円にわたる人助けに感謝の念を抱いておりました。また、大阪市はブラジルのサンパウロ市と姉妹都市提携を結んでおり、その会の副理事長として御住職も私も参加しています。そういった清風寺の幅広い社会貢献にも感銘しています。さらには長年の友人である建築家・安藤忠雄先生のご先祖が清風寺寝屋川霊園内の墓地に眠っていることなど、私には多くのご縁があるのです。そんな清風寺の皆さんと共にこれからの奉仕活動や、世界平和に向けての布教活動に、微力ではありますが応援させていただきたいと感じております。

相談役 立野 純三

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