―ブラジル中央寺院・日教寺新本堂開堂式に参詣―
去る5月25日、佛立第二十七世講有日覚上人ご唱導のもと、ブラジル中央寺院・サンパウロ日教寺の新本堂開堂式が厳か且つ盛大に執行されました。南米最大規模の仏教寺院誕生の瞬間というまたとない機会に、私もご参詣させていただくご縁をいただきました。
歴史あるブラジル本門佛立宗にとって、後世に語り継がれるであろう重要な出来事は、度々Yahoo!ニュースにも関連記事が掲載され「21世紀の一大慶事」と全世界に発信されました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/155a1791ab8f01b1a45635085473a4d4ae4577a1
https://news.yahoo.co.jp/articles/580eb0f62e26a175f627ff56304ffd09d5aec1e9
1908年6月18日、移民船「笠戸丸」と共にブラジルの地を踏んだ若干22歳の茨木日水上人は「妙法の御題目をブラジルに弘める」という大志を抱き、多くのご信者を産み育てました。それから120年の月日を経て、この盛儀を迎えることができたのです。
この日を迎えた日教寺教講始め、ブラジル佛立宗教講ご一同は、先輩教講のご苦労の上に本日を迎えられたことを噛み締め、さらに発展を誓われたことでしょう。
その中でも、日教寺・コレイア御導師始め、中心メンバーがまさに十八世日地上人のお弟子であり、日要御導師に育てられた方々が先頭を切って教講を引っ張り導いたことは誰もが認めるところです。
日本の国土の23倍もあるブラジルは、この妙法の御題目によって救われるべき多くの人々が待っています。今後、更なるブラジル国家の平和と繁栄を築くべく、より一層、ブラジル教講ご一同がご弘通ご奉公に邁進されんことを心より祈念申しあげます。
私自身もこのような機会にご縁をいただき、宗務本庁弘通局・国際部長として、そして大阪・サンパウロ姉妹都市協会の理事としてブラジルへ訪伯参詣できたことは、唯々第七世日淳上人・第十八世日地上人・日要御導師、先師上人方のご奉公が繋いでくださったものと感謝を致しております。
先師のご奉公に少しでも近づかせていただけるよう、国際部長としてさらなる精進を誓い、清風寺にも様々なヒントを持ち帰り、反映できるよう努めてまいります。