にしむら せいりょう
西村 清良
清風寺 第七世住職
本門佛立宗(ほんもんぶつりゅうしゅう)では、仏様のみ教えの中でも最高の経典とされる「法華経」を根本に、日蓮聖人のみ教えをいただき、「南無妙法蓮華経」の御題目の御本尊をいただいて、口に御題目をお唱えします。すると、御題目をお唱えしている方の身の上には不思議なことが起こり、病気や悩みが解消したり、人間関係が好転したりすることがよくあります。これを教えが正しい証拠として「現証ご利益」といいます。この現証ご利益で人々をお救いさせていただくことが、み仏の本来説かれた教えなのです。
しかし、世間には様々な宗旨・新興宗教・新宗教がはびこり、海外では宗教が原因となって紛争が絶えず、悲劇をもたらしています。このように、宗教は人々の考え方や行動に深刻な影響を与えるだけに、何が正しい教えなのか、何が真実なのかが判然とせず、迷いの多い世の中にしています。また先進国の中で、日本の年間自殺者数は毎年3万人を超え、ワースト2位といわれ、さらに人間関係の希薄化によって社縁・血縁・地縁といった、これまで日本社会を支えてきたさまざまな「縁」が弱くなりつつあります。また、私たちの心には、人には言えない「悩み」「苦しみ」が誰しもかかえているものです。そんな現代の人こそ、正しい教え、正しい仏教が必要なのであります。
私たち本門佛立宗の教務(僧侶)や信徒は、菩薩行といいまして、悩み苦しんでいる人がいると聞けば、すぐさまお助行(信心を起こさせるために一緒に御題目を唱える修行)をさせていただき、なんとか状況が好転するよう親身になって考え行動します。また、地域社会に深く根をおろし、住民の皆さんの暮らしに貢献できるよう、いつでも信頼あるお寺づくりを心掛けています。
どうか、人間関係上の苦しみや、自力ではどうにもならない問題、健康上の悩みなどお持ちの方は、一度清風寺をお訪ねください。このホームページを見られた方は、少しでも清風寺に興味を持っていただけたら幸いです。ともにご信心をさせていただき、ともによりよい生きがいのある世の中を作ろうではありませんか。