目標や目的地を先に定める大事はどの分野にも共通である。
企業なら将来の売上計画、受験生なら志望校、家庭なら老後の設計など、行き先を明確にしてこそ日々の判断が整い、迷いなく歩めるのである。
コダックは世界のフィルム写真文化を支えた巨大企業であったが、
デジタル化の到来を知りつつ過去の栄光に固執し、社内の反対を恐れて自ら開発したデジタル技術を封印し、
結果として潮流に取り残され破綻した。
スマートフォンの生みの親であるジョブス氏は
「今日が人生最後の日でも本当にこれをしたいか」
と自問し続け、死を見据えることで余計なものを削ぎ落とし、選択の質を高めた人物である。
私たち佛立信者の最終目標は臨終即寂光浄土参拝である。
この目的地を確かに思い定め、そこから逆算すれば、日々の菩薩道が自ずと整い、功徳の歩みを着実に進めることができるのである。
菩薩道とは身近な人に寄り添い、困難に手を差し伸べ、御題目をもって励まし導く行いである。
目的地が定まれば一念一行は揺らがず、成仏への大道を進むのである。











